琴平線の車輌

1070形 1071〜1076
元京浜急行旧600形。琴電初の冷房車として1984年(昭和59年)から順次入籍しました。入籍当初は準急として活躍したこともありましたが、現在は朝の限定運用に使用されています。
1071-1072 三条−太田間で撮影。後方は1100型。
1073-1074 仏生山駅で撮影(旧塗装)
1075-1076 仏生山駅で撮影(新塗装)

1080形 1081〜1092
元京浜急行1000形。3ドアオールMの冷房車で、1988年から1991年にかけて6編成12両が入籍しました。種車となる京急1000形は4両固定編成で、機器配置上先頭車同士を連結することができないため、琴平方奇数車には中間車に運転台を取り付ける改造を施されました。琴電初の方向幕装備車であり、登場当時は方向幕と行先表示板を併用していました。
仏生山工場で整備中の入線間もない1083
1083-1084(新塗装) 一宮駅付近で撮影
1085-1086 三条−太田間で撮影
1087-1088 仏生山駅付近で撮影
1089-1090 三条−太田間で撮影
1091-1092 仏生山駅付近で撮影
1091-1092(新塗装) IruCa広告枠付き車両。仏生山駅で撮影

1100形 1101〜1108
元京王帝都5000系で、昭和44年最終増備車から8両が琴電に入線しました。琴電での運転開始は1997年7月で、この時に琴平線の冷房化率が50%を達成しました。
当初はコトデンそごうのイメージカラーにあわせて、今までの車両と違った、ホワイト(ライトグレー)地に、窓周りをグリーンとした新しい大胆な塗装が施されました。
制御器は電動カム軸多段総括制御装置(MMC−HTB−20C改)です。台車は1070, 1080形と同じTS-310で、75kwオールM(全電動車)の高性能車です。
ステーション様からご提供いただいた、入線時の写真はこちらで見ることができます。
1101-1102の旧塗装新塗装
1105-1106(旧塗装) 三条−太田間で撮影。後方は1070形
1107-1108(旧塗装) 仏生山駅で撮影
旧塗装1100型の4連 三条駅で撮影

1200形 1201〜1216
元京浜急行700形。四国初の4ドア車。2003年から2004年にかけて16両が琴電琴平線に入線しました。電動機出力が150kwと大きいため、変則的に編成中央寄りの台車(TH-700)をモーター付き、編成端の台車をモーター無しにして、他形式と同じ編成出力600kwになるよう調整しています。この車輌から黄色い琴平線のラインカラーが施されるようになりました。
列車種別表示幕には、入線時点で廃止から12年経っているにもかかわらず、準急幕が用意されています。
1201-1202 「ことちゃんこんぴら号」
1207-1208 三条駅で撮影
1209-1210 三条−太田間で撮影
1211-1212 三条−太田間で撮影
1213-1214 「ANA」ラッピング電車
1215-1216 「四電エナジーサービス」ラッピング電車

デカ1
資材輸送用の事業用車両です。昭和32年に廃車された車輌の台車や台枠を流用して今橋工場で製造されました。昇圧前の長尾線にも入線できるよう、電圧切替スイッチが装備されています。普段は仏生山工場に留置されています。雪が降った場合は、スノープラウを取り付けて除雪作業にあたります。
築港方の運転台運転台からの眺め、琴平方の運転台運転台からの眺め座席車内の注意書

13000型 1310
2軸の無蓋貨車。元国鉄トラ3131。全く動くことはなく、仏生山駅北側の留置線に留置されています。

保線区車輌

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